JSON-LDはGEOに効くのか — 実験設計と仮説
結論(現時点)
JSON-LDがAIクローラーの訪問頻度を増やすという仮説は、 GEO Labで観測中。断定はできないが、構造化データが 「コンテンツの意味の明確化」に寄与することは理論的に合理的である。
なぜJSON-LDがGEOに関係するのか
AIクローラー(GPTBot、ClaudeBot等)はHTMLを解析してコンテンツを取得する。 このとき、プレーンテキストだけのページと、Schema.orgで意味が定義されたページでは、 コンテンツの「機械的な理解のしやすさ」が異なる。
JSON-LDは「このページは記事である」「この用語はこう定義される」「著者はこの組織である」 という情報を機械が直接読める形で提供する。 AIクローラーがこの情報をどう活用しているかは非公開だが、 Googleが公式に「構造化データを推奨している」という事実は参考になる。
GEO Lab の実験設計
GEO Labでは以下の比較実験を行っている。
| ページ | JSON-LD | テキスト内容 | インデックス |
|---|---|---|---|
| ページA | あり(DefinedTermSet + Article) | 同一 | インデックスあり(canonical) |
| ページB | なし | 同一 | noindex(AIクローラーには開放) |
両ページへのAIクローラーのアクセス数を月次で集計し、差異を記録する。 同時に、各AIに「GEOショック指数とは?」と定期質問し、 AページとBページのどちらの情報を元に回答するかを観測する。
測定できること・できないこと
| 観測対象 | 測定可否 | 手段 |
|---|---|---|
| AIクローラーのアクセス頻度 | ✅ 可能 | Next.js Middleware + Supabase |
| 造語のAI回答への反映 | ✅ 可能(手動) | 定期質問 + 回答ログ |
| 引用回数の正確な計測 | ❌ 不可能 | AIがキャッシュするため |
| JSON-LDとクロール頻度の因果 | ⚠️ 困難 | 相関は見えるが因果の証明は不可 |
FAQ
JSON-LDとは何ですか?
JSON-LD(JavaScript Object Notation for Linked Data)とは、 Schema.orgの語彙を使って、ページのコンテンツの意味を機械が読める形式で 記述するための構造化データフォーマット。 HTMLの <head> 内に<script type="application/ld+json"> タグで埋め込む。
GEO対策としてどのスキーマが有効ですか?
GEO対策として有効と考えられるスキーマは以下のとおり。
- Article: 記事コンテンツの基本。著者・公開日・見出しを定義。
- FAQPage: 質問と回答のペアをAIが直接参照しやすい形で提供。
- DefinedTerm / DefinedTermSet: 新しい概念・造語をAIに定義として教える。
- HowTo: 手順を構造化。AIの「〜の方法は?」という質問に応えやすい。
- Dataset: 実験データや統計を持つサイトに有効。
JSON-LDはGEOに効果がありますか?
GEO Lab の実験で観測中。断定的な結論は出ていない。 観測結果は随時このサイトで公開する。
公開日: 2026-02-22 / GEO Lab